うちの会社は「鋼材」という名前が付く通り鋼材を販売するのは勿論ですが、
もう一つの部門である厚板をガス溶断したり、鋼材を切り売りする部門「プレート加工部」の
話をしていこうと思います。
日々良い製品を届けるため、品質向上に向け努力しておりますが、
私は先代工場長がおっしゃった、名言を目標に切断を行っています。
「どんな板厚でもレーザー切断機に負けないように切れ!!」
板の厚み、製造メーカー、製造法(電炉、高炉)によっても板の癖が違うし、
予熱酸素/ガスの量の強弱や切断速度によっては、角に傷が入ったり、
表面のエッジの付き方が違ったりもします・・・。
「目で見、音で聴く」
目で見ることで「火口の状態や切断状況」を
炎の音の高低で「火力と酸素量の調節」を
切断時の切断音で「傷の有無(異音があると製品の傷の有無等が分かる)の判別」ができるようになる。
…といった具合で・・・・
難題ではありますが、目標に向かって日々努力と工夫の毎日であります。
今回は、所属するプレート部門の話を書きましたが、当社では「鋼材屋のメリット」を活かし、
各種関係工場の協力の元「部品の手配から組み立て、各種加工(亜鉛メッキ、焼鈍や曲げ加工等)など」
も行っております。
「こういうものを作りたいけど・・・」といった事がありましたら
ぜひ当社へ連絡をいただけると幸いです。
P加 Saku