当社にあるバンドソーのお話をしようと思います。
現在稼働しているもので3代目となるのですが、2007年(平成19年)6月より稼働し、10年もの間ほぼ休まず動いており、今日にいたるまで数多くの鋼材を刻んできました。
かくいう自分も新人時代にこの場所の担当となり、「材料を覚える」ことに始まり、「歩留り」や「段取」、「作業効率を考えて仕事をする事」を覚えたので、今の礎となった場所でもあります。
さてこのバンドソーですが、10年ほぼ休まず動いてきたので、色んなところに疲労や部品の交換が必要になってきました。
そこで10年を迎えた今月下旬にバンドソーのオーバーホールを行うこととなりました。材料を送る「送りバイス」を新品に交換する等、かなり大掛かりな修理(人によっては「近代化改修」といった方が通じるかもしれません)となる予定です。
今あるバンドソーは、自分にとっては今まで苦楽を共にした仕事における「相棒」のうちの1人でもあるので、オーバーホールで生まれ変わった相棒とともにまた7月からも仕事に一層精をだす所存です。
プレート加工部 担当S